団体概要

 
 
名誉会長 日野原 重明

 

 

日本に於いては毎年30,000人の人々の自殺があります。その理由の一つとして孤独死が挙げられております。社会から、また家庭からの孤立、また生きがいを無くした人達です。
もう一つの社会問題として子供の自殺もまた大きな問題の一つです。その理由はいじめが原因とされて居りますが、昔の日本の強い者が弱い者を助けるという考えから逆に弱い者をいじめるという風習になってきたのが現状です。私達、この協会は動物と人との触れ合いを通じ「愛と絆」の共生関係の素晴らしさを広く社会に浸透させることで生命の尊さや動物と人とが共生する環境を守る大切さを感じる心、更には私たちが幸せに暮らせる土台である社会の平和を希求する心を育成しより良き社会の実現に寄与することを目的とします。

このたびNPO法人として2013年1月に認可されました。この運動は当初ニューヨーク市の慈善家の青木恵子によって始められましたが、東京在住で数多のNPOの役員を務めている日野原重明(聖路加メディカルセンター理事長.財ライフ プランニング センター理事長.「新老人の会」会長)を名誉会長に向かえ今日に至っています。来る8月28日にプレスセンターにて東京初の立ち上げパーティーを行ないます。一人でも多くの方々が会員として参加されることを希望します。

〈日野原 重明〉
1911年山口県生まれ。37年京都帝国大学医学部卒業。41年聖路加国際病院内科医となる。
以来、内科医長、院長代理、院長を経て、現在は、一般財団法人 聖路加国際メディカルセンター理事長・同名誉院長、聖路加看護学園名誉理事長、財団法人ライフ・プランニング・センター理事長など。98年東京都名誉都民、99年文化功労者、2005年文化勲章を授与される。早くから予防医学の重要性を指摘し、終末期医療の普及、医学・看護教育に尽力。成人病とよばれていた病気について「生活習慣病」という言葉を生み出すなど、常に日本の医療の先端を走っている。101歳の現在も、医師としての活動を続けている。
2000年9月には、これまでの人生で培った経験や過去の教訓を次世代に伝えることを目的に、75歳を過ぎても元気で自立した人を募り「新老人の会」を結成。同年春から雑誌『いきいき』に「生きかた上手」の連載を開始、現在も好評連載中。01年に刊行した『生きかた上手』は、この連載をまとめたもので、ミリオンセラーとなる。2013年4月、新たな書き下ろしを加えた『生きかた上手新訂版』がいきいき株式会社より刊行される。

 

 
 
理事長 青木 恵子

 

 

NPO(特定非営利活動法人)「動物と人の愛と絆」促進協会の発起人である青木恵子です。NPO発足に際して、聖路加病院の日野原重明先生に名誉会長をお願いでき、栄誉ある船出をする事ができました。

21世紀に入り、気候変動と歩調を合わせ、激動を続ける成果情勢です。特に、日本においては、弾けたのはバブル経済だけでなく、人の心、やさしさも弾けてしまったように感じています。それこそ、日常の些細な泡沫事というような言葉では、決して片付けられません。毎年、多くの方々が自ら命を絶っています。これは由々しき社会問題です。
また、汚れのない白紙に例えたいような、無垢な心を持っている筈の、子どもたちの世界にも、「イジメ」という、語感そのものも、おぞましく感じるほどの異常な精神が蔓延しています。大人として何かしてあげられることはないかと思い悩んでいます。相当深刻な社会問題ですが、決して目をさらすことなく、一人でも多くの方々が、無関心から脱却してもらえるように、何か契機になるようなことはないのか、と考えました。
その結果が、NPO「動物と人の愛と絆促進協会」という形となり、共感していただいた多くの方々からの協力を得て、結実したように思います。それでは、何故、いま「動物と人」の「愛と絆」なのでしょう。その回答の前に、少し個人的なお話をいたします。

私は今までの人生で何度も泣いてきました。そして、それ以上に、たくさん笑ってきました。笑う時には、いつも人と一緒でしたが、泣くときは一人で泣きました。喜怒哀楽の中に活きる人間として、理由はそれぞれ違っても、泣くという行為は共通です。特に、かけがえのない人を亡くした時、それまでよりも広く感ずる部屋の中で、来る日も来る日も泣きました。閉じ込められた独房に出口はありません。あったとしても、涙目には見えませんし、見たくもありません。やはり来る日も来る日も泣いていました。
家族、友人、多くの人たちの暖かい気持ちに慰められても、それでもなお、癒されなかった私の心を、満たしてくれたのは、唯一、当時同居していた愛犬・mugiだったのです。mugiは嘆き悲しむ飼い主の心を察して、ぺろぺろと顔を手を舐めて、慰めてくれました。いつもそこに居てくれました。人さまの前に晒したくない、弱い自分とその姿を、そっくりそのまま受け入れてくれました。愛犬のこの無償の好意に、私の心は救われました。

言語や日常感覚を共有する人間同士では、甘えや気遣い、さらには、思い込みといった要素が介入してきますので素直な自分になることが難しいのでしょう。人はいつかは死ぬ身であることを知りながらも、健康に気をつけて行きたいと願い、他からの命をいただいていくことでしか生きられません。
自己矛盾を抱えながら生きている、人間という存在が、がむしゃらに世界を制覇してきた結果、現在、直面している諸問題は、あまりにも甚大過ぎます。どこから手をつければ良いのか、と考えると、本気で猫や犬の手、鳥の翼を借りたい気持ちになります。

これから皆様とご一緒に、さまざまな動物たちの力を借りて、地球のすべての生き物が平和共存できる世界を心に思い描き、できることからひとつずつ実行したいと思っています。どうそ、NPO「動物と人の愛と絆促進協会」に対して、多くのご参加を賜われますよう、よろしくお願い申し上げます。

 
 

My name is Keiko Aoki, I`m chairwoman of the NPO, “Love and Lovingbond”. Dr.Shigeaki Hinohara has joined us as chairman to help us begin on the right course.
 
The beginning of the twenty first century has seen the world in a state of turbulence. The acceleration of climate change and environmental degradation has been mirrored by unprecedented, troubling change in Japanese society. In Japan, we have not only had to face the bursting of the economic bubble, but also a major shock to the Japanese psyche, demoralizing the people and leading to an alarmingly high rate of suicide every year.
 
The mind and spirit of a child should be pure, untroubled and clear , like a blank sheet of paper. Sadly, “IJIME” (which means to bully, to torment) has cast a dark shadow over many children’s experience of childhood. This is indeed a serious problem, and I ‘ve asked myself , is there anything I can do to bring awareness to this problem? Is there anything I can do to shake the Japanese people from their state of apathy?
 
After much thought and discussion with like minded concerned people, I believe “Love and Lovingbond” is the answer. Why is “Love and Lovingbond” so pertinent now ? Let me share my own story to explain.
 
I’ve had reasons to cry so many times throughout my life, and thankfully even more reasons to laugh. When I laughed I was usually around other people, but when I cried, I’ve cried alone. When I lost my beloved, I cried everyday. In my room, which was suddenly too spacious for me alone,there was no exit for my sorrow, no door through which to escape my pain. I was completely alone, I cried endlessly day in and day out, and I couldn’t see a light at the end of this tunnel. How could I ever see a way out of this cage with my tearful eyes?
 
Although I was consoled by my family, friends and the warm hearts of so many people, my heart wouldn’t heal. Finally, the sun began to shine though my heart with the help of my dog, Mugi. With a lick to my face and his constant companionship , he showed me that he accepted me as I am , including my weakest parts that I would never be able to show anyone. Giving me unconditional love, he saved my soul.
 
Through my trans formative experience with Mugi, I was reminded of the redemptive power of unconditional love. “Love and Lovingbond” will extend a lifeline to those who are emotionally distraught, through not only an outstretched hand , but through an outstretched paw and wing as well.
 
Now with your help, I would like to take the first step in bringing our aspirations to life: a world where all creatures can peacefully coexist with love, respect, and admiration.
 
Please join me and “Love and Lovingbond” , to make this dream a reality.
 
Keiko Ono Aoki

 
 

〈青木 恵子〉
東京生まれ。ハワイ大学留学後、1990年代にワンダーブラの日本における大ヒットを仕掛ける。
1989年㈱アルテッセを設立。これを機に五番街のオリンピックタワーにオフィスを構え、マンハッタンを拠点に活動。毛皮などの高級品コンサルタント業務に携わる。1991年からはインターナショナルなコンサルタントビジネスにも着手。米最大手ホテルグループの日本進出やスペイン政府などの支援を行う。ハーバード大学ビジネス・スクール「オーナー・プレジデント・マネージメント・プログラム」修了。現在は、ベニハナ創設者 故ロッキー青木の後を継ぎ、BENIHANA OF TOKYO(USA法人)の最高責任者でありながら、NPO法人「和食文化とおもてなし」の理事を兼任。さらに2010年世界に影響を与えているアジア女性起業家に贈られるAsian Woman in Business Annual Leadership Awardを受賞。出版著書には、2002年「秋田犬の父」、2003年「ノンブランドジャパニーズ」、2007年には日野原先生との対談「習慣が「いのちの樹」を育てる」がある。

 

 
 
理事 山野 正義

 

 

〈山野 正義〉
山野正義氏は、1936年9月に東京で生まれ。1958年9月ウッドベリー大学政経学部(ロサンゼルス市)を卒業し、ミュチュアル・オブ・ニューヨーク保険会社勤務等、アメリカビジネス界で活躍するとともに日米親善・交流に尽力。1991年に帰国後は、学校法人山野学苑総括を経て同理事長に就任し、山野美容芸術短期大学創設をはじめ、美容教育と美容界の発展のために尽力するとともに、美容と福祉を中心にした教育・研究・実践の推進してきた。1992年に社団法人日本理容美容教育センター役員、1999年一般社団法人・日本美容福祉学会理事長、2000年東京都理容美容学校協議会会長、2002年NPO全国介護理美容福祉協会理事長に就任し、美容教育の発展とそれに基づく社会的貢献を果たしてきた。
2011年フランス国家功労勲章コマンドウール受章、2012年フランス芸術文化勲章オフィシェ受章、2012年旭日小綬章受章し、2013年4月現在、学校法人・山野学苑総長就任している。